介護保険のサービス

介護保険って?

今の日本はお年寄りが増え、生まれてくる子供の数が少なくなっています。そして親と子供が別々に暮らす(核家族)ことも珍しくなくなりました。そんな中で介護を必要としている人が増え、介護する人が減るなど困ってしまうことが多くなりました。そこで国が考えて2000年から始まったのが「介護保険」という制度です。みんなが関わることになるこの仕組みを簡単に説明したいと思います。

介護保険の加入と運営

介護保険は40歳以上の全員が加入します。保険料を払って、介護が必要になったときサービスを利用する社会保障の制度です。市町村が運営し、40歳以上の市民が保険の加入者となります。

介護保険のお金のしくみ

介護保険を運営するためのお金(財源)の半分は国・県・市町村の税金(公費)が使われ、残りの半分は40歳以上の方が支払う保険料で支えられています。
介護保険のサービスの利用料は、原則としてかかった費用の1割を利用者が負担します。
ただし、「要介護状態区分」により上限が決まっていて、上限を超えた分のについては全額自己負担となります。


例)宅老所の利用料金表
(入浴込みの1日の料金、1割負担分)
要介護度要介護 1要介護 2要介護 3要介護 4要介護 5
基本料金790円922円1,055円1,187円1,320円
入浴料50円
合計840円972円1,105円1,237円1,370円

介護保険でうけられるサービス

介護保険のサービスは多種多様です。ここでは全て掲載することはできませんが、例としていくつかご紹介したいと思います。
詳しくはお住まいの市町村役所、また地域包括センターの窓口で相談してください。

自宅を訪問してもらうサービス
訪問介護(ホームヘルプ)
ホームヘルパーが家庭に訪問してくれて、排泄や食事の介助、入浴介助、家事介助など身の回りの世話が受けられます。
訪問入浴
訪問入浴車などで訪問し入浴の介護が受けられます。
訪問看護
看護師などによる療養上の世話や診療の補助が受けられます。
訪問リハビリステーション
理学療法士、作業療法士などによる機能訓練が受けられます。
日帰りで施設に通って受けるサービス
通所サービス(デイサービス)
デイサービスセンターなどに通って入浴や食事、機能訓練などが日帰りで受けられます。
認知症対応型通所施設
認知症の高齢者が入浴や食事、機能訓練などが日帰りで受けられます。
通所リハビリテーション(デイケア)
老人保健施設や医療機関などで必要な機能訓練が受けられます。
小規模多機能型居宅介護
通いを中心としながら、訪問系サービスや泊まりノサービスを組み合わせて食事や入浴などの介護や支援が受けられます。
施設に入所するサービス
短期入所生活介護・短期入所療養介護(ショートステイ)
福祉施設や医療施設などに短期の入所をして日常生活上の支援や機能訓練などが受けられます。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
日常生活において常時介護が必要で、自宅では介護が困難な人が入所します。介護などの日常生活上の世話や機能訓練、その他必要な世話が受けられます。
介護老人保健施設(老人保健施設)
病状の安定した方に対し、医学的管理の下における介護及び機能訓練、その他必要な医療を行う施設です。日常的介護も含めたケアで、家庭への復帰を支援します。
介護療養型医療施設(療養型病床群等)
急性期の治療は終わり、病状は安定しているものの、長期間にわたり療養が必要な方が対象の施設で、介護などの世話、機能訓練、その他必要な医療が受けられます。
必要な福祉用具を入手したい、自宅の改修を行いたい
福祉用具の貸し出し
日常生活の自立を助ける用具を貸し出します。
福祉用具の購入費の支給
福祉用具を指定された事業者から購入した場合、限度額内で福祉用具の購入費を支給します。
住宅改修費の支給
小規模な住宅改修をした際、限度額内で費用を支給します。

ここにあげたサービス以外にも様々な介護保険のサービスがあります。
また、介護保険サービスが利用できない高齢者や、高齢者を抱える家族が受けられるサービスや支援事業などが各市町村で用意されています。
ぜひお住まいの各市町村にお問い合わせください。

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